第8巻 [ドラえもん | 単行本のレビュー・感想]
ドラえもん - 第8巻
「ゆっくり反射ぞうきん」から「くろうみそ」までの22話が収録されています。
■野比のび太
飽きっぽい野比のび太だけど、「シナリオライター」に入れるシナリオは夢中になって一気に書き上げていました。字は漢字も平仮名も間違いだらけのようだったけど...。
野比のび太は速いスピードを出して乱暴に走る車を「驚時機」で遅くした後、その車に落書きや悪口を書き込んでいました...相手のマナーが悪いからと言って落書きしても良くなる訳ではないのに...。
野比のび太はトランプではババヌキなら出来るみたい。
野比のび太はオセロは勝った事がないらしく、勝った事がないからなのかあまり好きではないようでした。
野比のび太の持っているレコードはピンポンパンとロンパールームだけのようです。
野比のび太はなぞなぞが得意だと言ったジャイアンに対して「このさい、なぞなぞはかんけいないと、思うがな。」と言い、更にハンサム度合いについては「ハンサムといえば、ぼくだと思うがな。」と言ってました。...小学生の喋り方ではないような気がします...。
別の話では「ことわったら、あとがこわいじゃんか。」と言う言葉使いを見せていました。少しの間にここまで喋り方に差が出るようになるなんて...。
野比のび太はドラえもんの注意を聞かずにドラえもんの道具(人間製造機)を勝手に使っていました。しかも返品予定で引き取りに来た人を追い返してまで...。自分を興味を優先するタイプの人間のようです...。
野比のび太は「人間製造機」の話では「いおうは、功績標本のをぶっかいてつかおう。」と言っていたけど...姫はこの「ぶっかいて」の言葉の意味が分かりませんでした...一度も使った事の無い言葉です。後で辞書を使って調べたら「叩いて細かい塊にする事」を表す言葉のようです。
野比のび太は「悪運ダイヤ」を使用したものの、その後、自分の悪運を他人が被る事に気が引け、悪運ダイヤを回収しようとしていました。野比のび太は誰かに悪戯をしたり、仕返しをしたりする事も多いけど人並みの良心はあるようです。それが気まぐれに芽生える良心なのかどうかは分かりませんが...。
野比のび太はあやとりで遊ぶ事が多いようです。でも、本人が言うには特別に好きと言う訳でもなく、お金もかからずに疲れないでお腹も減らない遊びとなるとあやとりくらいしかないのであやとりをしているだけだそうです。
野比のび太はお金をカネバチに拾わせたものの、その後、野比玉子に拾ったものを交番に届けないと「しゅうとくぶつおうりょう罪」になると言われてカネバチに拾わせたお金を交番に届けていました。
ジャイアンが言うには野比のび太は「学校一ののろま」だそうです。
野比のび太は「進化退化放射線源」の話中では父親(野比のび三)の事を「うちのおやじ」、「おやじ」と呼び、同話の中で「進化退化放射線源」を手にしてからは今度は「パパ」と呼ぶようになっていました。以前は「父さん」か「とうさん」だったのに...。
野比のび太は合鍵は持っていないようです。鍵のかかっている自分のお家に入れないでいました。
野比のび太は相手を自分の方に呼ぶ時に人差し指を上に上げて「クイクイ」としていました。日本人っぽくないように思います。
「オトコンナを飲めば?」の話では「おどるチョウ」と言うあやとりを編み出していました。野比のび太が言うには「長い間、くふうを重ねて発明した新しいあやとり。」だそうです。前の話の中では単にする事がないからあやとりをしていると言っていたのに...熱心過ぎると思います...。
野比のび太はサッカーを野蛮な遊び、乱暴な遊びと言っていました。そして自分にはそう言う野蛮な遊びは向かないと...。今までの野比のび太を見ていると単に野比のび太の運動能力が低いだけのように思うけど...。
このサッカー以外の事でも野比のび太の言葉には所々に逃避傾向が見られるような気がします。いつになったら自分とちゃんと向き合う日が来るのか...ちょっと心配です。
野比のび太は音痴のようです。今井マリと「トッカエバー」を使って身体を取り替えた際にテレビ局で歌を歌っていたけど、周りにいた人達は歌を聞くなり倒れていました。
野比のび太の趣味は「テレビ」、「まんが」、「昼ね」で、好きな食べ物は「しるかけごはん」のようです。今井マリの状態の時に話していました。でも、「しるかけごはん」って何だろう...謎の食べ物です...。
野比のび太は相変わらず絵が上手ではないらしくしずちゃんのおじさんの「美術ひょうろん家」の人に見せた絵は「幼ちえん」の頃に描いた絵なのかと質問されていました...。
野比のび太は絵が実際に上手くならなくても他人が褒めてさえくれればそれで良いと思っているようでした。表面的で薄っぺらな価値観なように感じられます...人それぞれかも知れないけど...。
■ドラえもん
ドラえもんは作り物のネズミの出るびっくり箱でも気を失っていました。作り物でも駄目みたいです。
ドラえもんは映像の中で見たカメラから作り物のネズミが飛び出す場面でも悲鳴を上げてその場から逃げ出していました。映像の中の作り物でも駄目みたいです。
ドラえもんは寒さに弱いのも相変わらずのようでした。
ドラえもんと野比のび太は、「マッチ売りのドラえもん」の中で、夜、家に鍵がかかっていたため中に入れないでいたけど...ドラえもんはドラミちゃんが使っていた「どこへでも行けるドア」と同じようなドアを持っているはずなのに(無人島で使っていたドア)...。どうしてそれを使わないんだろう...。
ドラえもんは丸井マリのファンのようです。丸井マリのブロマイドを収集していて、丸井マリの出ているテレビも夢中で見ていました。
■野比玉子
野比玉子の野比のび太に対するお説教はとても長く、大抵は1時間程度になるみたいです。
野比玉子はのび太に「宿題をうっちゃらかすとは、なんです。」と言っていたけど...姫は「うっちゃらかす」の意味が全く分かりませんでした...標準語なのかな?そこで辞書で調べてみると...「うっちゃらかす」は「うっちゃる(やるべき事に手をつけず、そのままにしておく事)」の強調形...との事でした。どっちも使った事の無い言葉です...。
■野比のび三
野比のび三はジャイアンの事を「ジャイアンくん」と呼んでいるようです。
野比のび三の画家になるのが夢だったと言う設定はまだ生きているようです。
野比のび三は野比のび太の逃避癖を見抜いているようでした。
■ジャイアン(剛田武)
ジャイアンは電柱の根下に花を咲かせて町を花いっぱいにしようとしていました。いつものジャイアンの行動からすると信じられないところだけど...。でも、花を咲かせようとする優しい心が表れた一方で暴力も忘れてはいなかったみたい。花の芽を踏んだ野比のび太を暴力で確りと痛めつけていました。
ジャイアンが花を植えるのに電柱の下を選んだのは1つは踏まれ難いと言う事、もう1つは犬が電柱に尿を浴びせる事により肥料を撒かなくて済むと言う事からのようでした。お花は犬の尿を直接浴びても平気なのかな...そもそも肥料になるのかな...。
ジャイアンは「シナリオライター」では町のお花に肥料を撒いてくれているはずの犬に対して暴力を振るっていました...。ダックスフント(のび犬)のように胴体を伸ばすための動物実験らしいです...。
ジャイアンはなぞなぞが得意なようです。
ジャイアンはリサイタルを開いていました。場所は「いつもの原っぱ」、日時は8月13日午後3時、タイトルは「みわくのリタイサル ジャイアンの歌」...。リサイタル開催前には野比のび太達の間で「リサイタルのきっぷ」と書かれた切符が出回っていました...。
ジャイアンの歌は聞くに耐え難いようで、お客が「のうがむずむずしてくる。」、「目がまわってさむけがして、これも公害の一しゅだよな。」と言うほどでした。
ジャイアンは「おれ、なんのとりえもない男だけど、歌だけは自信があるんだ。」と言っていました。自分の歌の酷さを把握していないみたいです...。でも、ドラえもんのキャンデーで歌が上手くなった後、テレビの「スターになろう」に出る事になったジャイアンはドラえもんの下にキャンデーをもらいに来て...そこで実力の無さを指摘されても頭を下げて頼み込んでいたので、「上手いけど本物の歌手になるためにはまだ不足している」と認識しているのかな...。
「スターになろう」に出たジャイアンは天地真理の声で歌うはずだったけど...クスリの効果が切れていたため普段のジャイアンの声で歌ってしまっていました。このジャイアンの歌で故障したテレビがかなり出たらしく、更に大勢の人が倒れて全国の救急車が天手古舞だったらしいです...嘘か本当か...。
ジャイアンの名前は「剛田武」と言うようです。
ジャイアンは自分の欲しいものを相手から強引に奪い取ってそれを返さないままでいる事が多いようだけど、ジャイアンに言わせるとそれは「借りているものを返さない」と言う状態ではなく、「永久に借りているだけ」と言う状態のようです...。
■骨川スネ夫
骨川スネ夫はジャイアンと一緒に犬に暴力を振るっていました...笑顔で...。
骨川スネ夫はテストではいつもジャイアンよりも良い点を取るようです。
骨川スネ夫は道に落ちていたダイヤ(悪運ダイヤ)を自分のものだと偽って持ち去っていたけど、その後、良心が許さないと言って返しに来ていました。
骨川スネ夫はやっぱり背の低い事を気にしているみたいでした。本人曰く、頭も良くて顔も綺麗なので後は背が低い事だけが悩み...との事でした...。
骨川スネ夫はしずちゃんのおじさんの「美術ひょうろん家」の人に絵の素質があると言われていました。
■しずちゃん(源静香)
しずちゃんはしずちゃん、野比のび太、骨川スネ夫、ジャイアンの4人の中では飛び抜けて「いいあたま」のようです。
しずちゃんはドラえもんの事を「ドラちゃん」と呼んでいました。
しずちゃんのいとこの女の子は綺麗な子のようです。
しずちゃんのおじさんは「美術ひょうろん家」で、その批評には大変な権威があるらしいです...。
■しずちゃんのお母さん
しずちゃんのお母さんは今回は地味な方のお母さんでした。「テストにアンキパン」や「ペロ!生きかえって」の時のもう少し綺麗な方のお母さんはどこに行ったのかな...。
■ズル木らしき人
スネ夫とのび太を足したような人がまた出ていました。多分、第7巻で登場していたズル木のような気がするけど...はっきりとは分かりません...。
ズル木らしき人は野比のび太の事を「野比くん」と呼んでいました。
■ミュータント
野比のび太が人間製造機で作り出した赤ちゃん。念力、テレパシーなど超能力を使っていました。
ミュータントでも赤ちゃんなのでミルクを欲しがっていました。
「オギャーッ」と泣き、「ゲシシシシ」と笑います...。
性格は凶悪で、ミルクの入っていた哺乳瓶を割ったしずちゃんを電気死刑にしようとしていました。
ミュータントはドラえもんが逆時計を使って時間を戻したため最後には元の材料に戻っていました。
■ドラ焼き
「ドラやき」ではなく「ドラ焼き」と書かれているところがありました。今までは「ドラやき」だったのに...。
■のび犬
ジャイアントとスネ夫が胴体を伸ばしてダックスフントのようにしようとしていた犬。ジャイアンはダックスフントの事を「のび犬」と呼んでいて、その事からするとこの犬は「のび犬」ではないんだけど、「シナリオライター」はこの犬の事を「のび犬」だと判断していました...。
この「のび犬」は二足歩行が可能なようです。
■クリスマスパーティー
野比のび太達のクリスマスパーティーでは毎年必ず「かくしげい」をやるみたいです。
■五郎
絵の上手い少年。野比のび太達の友達の1人のようです。
■今井マリ
今井マリは歌を歌ったりテレビや映画に出ている人のようです。仕事が忙し過ぎるらしく、公園でのロケを抜け出して土管の中で眠っていました。何もかも嫌になって逃げ出したそうです。
その後、「トッカエバー」で野比のび太と身体を入れ替えてのんびり過ごした後、元の自分の身体に戻り、帰って行きました。お母さんの理解も得られたみたいで、これからはそこそこの忙しさで活動して行く事になるようです...。
■ゆっくり反射ぞうきん
鏡を拭くと鏡に映ったものが遅れて映し出されるようになる雑巾。拭けば拭くほど映し出すまでの時間が遅くなるようです。更に拭くと雑巾で拭く前に映っていた過去の像を映し出すようになっていました...。
■シナリオライター
シナリオを書いて入れるとシナリオに書いてある通りに人物が動くようになるライター。ライターを点けている間だけ作用するようです。
■驚時機
身の回りの時間の進み方を早めたり遅くしたり出来る時計。「逆転スイッチ」が付いていて「C」で「早まる」、「S」で「遅くなる」ようです。「作動ボタン」を押すと「スタート」、引くと「止まる」、捻ると「もとにもどる」ようになっています。「倍数カウンター」で時間の進み方の倍率も決める事が出来ます
■正かくグラフ
表題に書いた事を正確に表すグラフ。
グラフを改竄すると「改竄した部分のグラフ」が改竄したグラフの数値に合致するように現実を変えようと「正かくぐらふ」から飛び出して来ていました。
■声の特徴を捉えてキャンデーにする機械
声の特徴を捉えてキャンデーにする機械。キャンデーをしゃぶるとしゃぶった人の声がキャンデーの捉えていた声と同じ声になります。
歌手の声を捉えてあったキャンデーではジャイアンの声(ドラ声らしいです)は綺麗な声になり、ジャイアンの酷い歌も「歌手みたい」になっていました。声が綺麗になっただけでなく歌まで上手になったのはキャンデーによって喉も「プロののど」になったからのようです。
クスリの効き目は30分のようです。
■人間製造機
どこからどこまでも本物そっくりの人間(赤ちゃん)を作り出す機械。材料は「せっけん(脂肪)」1個、「くぎ(鉄)」1本、「マッチ(りん)」100本、「鉛筆(炭素)」450本、コップ1杯の「石灰」、1つまみの「いおう」、「マグネシウム」、1.8リットルの水。これが約3キロ(多分、グラム)の人間ひとり分の材料になります。作り方はこれらの材料を「人間製造機」に入れてから「分解そうち」を作動させ、組み立てスイッチを入れるだけのようです。
ドラえもんが新世界デパートから買ったもののようです。新製品として売り出された後、ミュータント(凄い超能力を持った人間の事みたい...)を作り出してしまうと言う欠点が見つかり販売中止になったそうです。
ドラえもんの話では、この機械で作り出されたミュータントは勝手に仲間を増やして人間を征服しようとし、国連軍まで出動する騒ぎになったとの事でした。恐らく未来の世界での出来事だと思います。
■逆時計
時間を巻き戻す事の出来る時計のようです。
時間は巻き戻せても人間の記憶は巻き戻せないようです。骨川スネ夫とジャイアンは組み立てたはずの船の模型が組み立て前の状態に戻っているのを見て驚いていました。
■悪運ダイヤ
自分に擦り付けた後、それを他人に持たせると自分に起こった悪い出来事が相手に移るようになるダイヤ。
■ゲラゲライヤホン
耳の中に入れておくと何を聞いても「わらい話」に聞こえるイヤホン。
■どんなきずでもすぐなおす薬
ドラミちゃんが出した道具。第7巻でドラえもんが出していた「すぐきずを治すばんそうこう」の類似品?
ドラミちゃんは「どんなきずでもすぐなおす薬」を出した時に左手にチューブ状のもの、右手に包帯を持っていたけど...この包帯は第7巻でドラえもんが出していた「自動まきほうたい」なのかな?それとも別のもの?
■とう明人間目ぐすり
体内の細胞を水晶体にする目薬。「とう明人間」になる事が出来ます。色素を分解して、細胞の隙間を液体で埋めて、屈折率を0にして...と言う仕組みのようです。
■ニクメナイン
飲むと「とっても感じのいい人物」になる錠剤。1回1錠。何をしても怒られないようになるようでした。
■ムシスカン
飲むと他人の癪に障る人物になる錠剤。「ニクメナイン」と逆の作用を持っているようです。
■うちでの小づち
望みを言いながら振ると望みが叶えられる小づち。素直には願いが叶わないように出来ているようです。
■カネバチ
落ちているお金を拾っては巣箱へ持ち帰るハチ。普段は大人しく働いているみたいだったけど、困り過ぎて頭に来ると襲いかかって来ます。
■人間機関車セット
「えんとつ」と「石たん」と「水」のセット。「えんとつ」を被って「石たん」を食べて「水」を飲むと走り出したら止まる事の出来ない人間機関車にります。
弾みが付くと止まらなくなって走り続けるようになるみたいだけど、「しゅうてん」、「とまれ」と書かれた看板を見せると止まっていました。
■進化退化放射線源
物を進化させたり退化させたりする光線を出す道具。進化、退化の年数はダイヤルで設定して決める事が出来ます。物だけでなく人間にも使用する事が可能です。
テレビ、テープレコーダー、トランシーバー付きの「腕ラジオ」や喋るだけで文字を紙に移す「自動タイプえんぴつ」、ネズミを退化させた「はい竜類」などを作っていました。
そもそもは生物の祖先を探ったり、進化の行方を探るためのものだそうです。
進化退化放射線源で退化させられた野比のび三は...頭は脳ばかりが発達して大頭に、手足は機械に頼り過ぎて退化してヒョロヒョロに、鼻毛は汚れた空気を吸わないように長くなっていました。
■ドリームマッチ
心に思っている事を映し出すマッチ。火を点けると思った事が映し出されます。
ドラえもんの話では「マッチうりの少女」のお話は本当にあったお話で、お話の中で少女が使っていた夢の現れるマッチは未来の世界からタイムマシンで過去に行った人が落として来た「ドリームマッチ」だったそうです。
マッチを点けた本人が思っている事だけでなく、他の人が思っている事も映し出す事が出来るようでした。
■めんくいカメラ
綺麗な顔が好きなカメラ。醜い顔や滑稽な顔などの標準以下の顔は写らないようです。
野比のび太、骨川スネ夫(自称綺麗な顔のハンサム)の顔は写らず、しずちゃんの顔は写っていました。
綺麗な顔しか撮らないはずの「めんくいカメラ」だけど、ジャイアンの顔は写真に写し出していました。「めんくいカメラ」はジャイアンの顔を写し出さなかったら自分が破壊されると思ったみたい...ジャイアンの暴力に怯えたようです...。
■見たままスコープ
過去に目で見たままの光景が映し出される機械。
■オトコンナ
男は女らしく、女は男らしくなる薬。フラスコのような入れ物に入った液体で、ガスになって容器から出て来ます。
■取り消しゴム
擦ると目鼻口などの顔の部分を消す事が出来る消しゴム。
目や口が消えた状態でもその事による不自由は無いみたいです。野比のび太達は目が無い状態で五郎の家まで辿り着き、野比のび太は口の無い状態でも不自由なく喋っていました。
■目鼻ペン
「取り消しゴム」で目鼻口などを消した顔に目鼻口などを描き込む事の出来るペン。
■トッカエバー
端を握った人とその逆端を握った人を取り替える棒。身体が入れ替わるようでした。
■探したい人物のいる方向を指し示す機械
矢印の付いた箱で、矢印が探したい人物のいる方向を指し示す機械のようです。名前は不明です。
■ひょうろんロボット
必ず褒めてくれるロボット。このロボットが「イーイー」と褒めればそれ以外の人も褒めてくれるようになります。
■くろうみそ
舐めると何事にも非常に苦労するようになる味噌。
★ドラえもん 第8巻 : 目次
- ゆっくり反射ぞうきん
- ライター芝居
- マッド・ウオッチ
- グラフはうそつかない
- キャンデーなめて歌手になろう
- 人間製造機
- 悪運ダイヤ
- わらってくらそう
- とう明人間目ぐすり
- ニクメナイン
- うちでの小づち
- カネバチはよく働く
- 人間機関車
- 進化退化放射線源
- マッチ売りのドラえもん
- めんくいカメラ
- 見たままスコープ
- オトコンナを飲めば?
- 消しゴムでノッペラボウ
- ぼく、マリちゃんだよ
- ロボットがほめれば
- くろうみそ