第5巻 [ドラえもん | 単行本のレビュー・感想]
ドラえもん - 第5巻
「のろのろ、じたばた」から「ぞうとおじさん」までの18話が収録されています。
■野比のび太
野比のび太は薬が嫌いなようです。
野比のび太はまたその場の勢いで見栄を張って大きな事を言っていました...。出来ない事は出来いと言っても恥ずかしくは無いと思うんだけど...。この性格は治さないと...いつか大きな失敗を犯しそうで心配です。
野比のび太は自転車に乗れないようです。姫は今まで自転車に乗る機会が全く無く、乗る必要も特に無かったので1度も乗った事が無いけど...でも、練習したら乗れるような気はします。
野比のび太は戦艦大和の絵を描いていたけど上手く行かずに直ぐに投げ出していました...。野比のび太らしいです。
野比のび太は夏休み最後に日になっても宿題を全部やっていませんでした。堕落し過ぎているように思います。
野比のび太は宝くじ(600万円)が当たったつもりで自転車と望遠鏡とカメラを欲しがっていたけど...自転車には乗れないはず...。もし、買ったとしても恐らく少し練習して乗れなかったら直ぐに諦めてしまう...それは野比のび太自身が一番良く分かっているような気がするけど...それなのに欲しがるなんて...。
■ドラえもん
ドラえもんは少し前までおモチもドラ焼きも同じくらい好きなような感じだったけど、最近はドラやき寄りになっているみたいでした。
ドラえもんは「ドラえもんだらけ」の最後ではどら焼き嫌いになっていたけど...その後、「宝くじ大当たり」では宝くじ(600万円)が当たったと思ってどら焼き100個を望んだり、「おしかけ電話」ではジャイアンの家でどら焼きを食べていました。どら焼き嫌いはどこかで治ったみたいです...。
ドラえもんは野比のび太の事を「はっきりいえば、のろまだ!ぐずだ!」と言っていました。ドラえもんから見てもやっぱりそう見えるみたい。
ドラえもんはインスタントツリーを重たそうに手に持って運んでいたけど...そんな時こそポケットの中に仕舞えば良いような...。
ドラえもん曰く、未来の世界にはプラモデルはないそうです。
ドラえもんは頼まれ事は絶対に嫌と言えない性分のようです。自分で言っていました。おだてや食べ物(どら焼き)に釣られて言った言葉かも知れないけど。
ドラえもんは激怒すると行動が暴力的になり、「こんちきしょう」、「やろう、ぶっころしてやる。」などと極端に言葉が悪くなるみたいです...。
■野比のび三
野比のび三はぶきっちょのようです。
野比のび三は宝くじ好きなようです。
■野比玉子
野比玉子は野比のび太の作った小型の地球を粘土だと思って野比のび太の部屋の窓から外へと投棄していました。もしかして自分の目の付くところから消えれば何でも良いと思っているのかな...窓から外に投げ捨てて終わりだなんて...。共同体の中での生活は不向きなように見えました。
■のび朗おじさん
インドから帰って来ていました。
■骨川スネ夫
骨川スネ夫はバッジを集めているらしく、63個のバッジを持っていました。ジャイアンは18個、しずかちゃんは6個、野比のび太は1個...。姫はバッジなんて集めた事ないけど...。
■ジャイアン
ジャイアンはいつも掃除当番をサボっているようです。
ジャイアンは地面に隠した鉄パイプをダウジングで探り当てていました。野比のび太の埋めた100円玉では失敗しいたけど...。
ジャイアンはママゴトが大好きなようです。誰にも秘密らしく、1人で人形を相手に遊んでいました。
■あばら谷一郎
野比のび太達のお友達で、狭い家に大家族で暮らしていて困窮しているようでした。
■記憶喪失のおじさん
悪役俳優をしているようです。「わすれとんかち」で色々な記憶が叩き出されていました。
■スネ夫とのび太
また骨川スネ夫と野比のび太を足したようなキャラクターが登場していました。名前は不明です。
■成金さん
美術室に複製品ばかり集めているみたいでした。
■クイックとスロー
気持ちと身体の動きを速くしたり遅くしたりする錠剤。クイックのラベルの貼られたビンの中の錠剤を飲むと気持ちも身体の動きも速く、スローのラベルの貼られたビンの中の錠剤を飲むとその逆に遅くなります。
クイックを飲んだドラえもんはせっかちになり、更に過剰摂取後は走り出したら止まらないほどになって野比のび太を探す中で青森まで走って往復してました。飲んだら飲んだだけ作用が大きくなるみたいです。
スローを飲んだ野比のび太はかたつむりよりも遅くなっていました。
クイックを飲んだ状態でスローを飲むと元に戻るようです。多分、逆もあるんだと思います。
時間が経つと効果が切れて元の状態に戻るようです。
■インスタントツリー
即席のクリスマスツリーです。種を鉢の上に落とすと直ぐにクリスマスツリーが姿を表していました。
■重力ペンキ
塗ったところが下になるペンキです。
■地球セット
小型の地球を作り出す事の出来るセット。ガス、ちりA、ちりB、太陽ランプ、宇宙台紙、かんさつ鏡、宇宙どけいがセットになっています。
作り出した地球には「かんさつ鏡」のスクリーンを外してそこから入り込む事が出来ます。入り込む途中でガリバートンネルみたいに身体が縮小されるみたい。
■フエルミラー
映した物が本物になって出て来る鏡。出て来た物は左右が反転した状態になっています。そのためお金を増やす事には使えないみたい。
人間に対しても有効なようです。左右反転した野比のび太が出て来ていました。
中に入る事も出来ます。でも、中は真っ暗な状態でした。
■わすれとんかち
記憶を叩き出すとんかち。頭を叩くと記憶を叩き出されます。
叩き出された記憶は目から光が出て目の前に投影されます。
■ばっ金箱
悪い事をして怒られた際に駆けつけて罰金を徴収する箱。罰金は一回につき10円。お金を払わない人間に対しては様々な手段を行使して罰金の徴収を行います。狙った獲物は絶対に逃さないそうです。
■22世紀の三輪車
22世紀で乗られている三輪車のようです。「目ざまし」、「温度計」、「カレンダー」、「えんぴつけずり」が付いていました。
三輪車に付いている第一ボタンを押すと臭いを嗅いで後をつける機能が作動します。第三ボタンを押すと四次元空間(別の世界)に入れます。第五ボタンで元に戻ります...お話の中では壊れていたけど。
四次元空間に入った状態では他の人からは見えなくなり、更に物体にもぶつからずに突き抜ける事が出来るようになっていました。
変速レバーを切り替えると1漕ぎで100メートル走るようになり、トップレバーではジェット機なみの速さで走るようになります。
■ここほれワイヤー
埋まっているものがあるとその場所と形を教えてくれるワイヤー。針金をゴシゴシすると深いところのものでも発見出来るようになります。深さはこすればこするほど深くなるそうです。
「ここほれワイヤー」を使った野比のび太は大地底都市(実際には地球を突き抜けた先のメキシコの地下にあった1000前のマヤの遺跡)を発見していました。
■地底探検車
地面の中を高速で進む事が出来る車。車体前方にドリルが付いていてタイヤはキャタピラーになっています。地球の内部コアまで到達しても大丈夫なように出来ているようです。
■ひらりマント
向かって来たものを逸らす事の出来るマントです。
■被写体からバッジを作り出すカメラ
被写体からバッジを作るカメラ。自動シャッター付きです。
■シネラマン
飲むと周囲が広がったような気になる錠剤。元に戻る錠剤もあります。
沢山飲めば飲むほど広く感じるようになるみたいです。
■つづきスプレー
描いた絵の続きの場面を見る事が出来るスプレー。絵を描いた紙に吹き付けて使用します。
■うつつまくら
夢と現実とを取り替える事の出来る枕。野比のび太の夢の中のドラえもんが出した道具のようでした。
■ブラックベルト
柔道が強くなる黒い帯。帯を締めている時は触ったものを自動的に投げるようになるみたいです。
■タイムマシン
タイムマシンはお金儲けのために使っちゃいけないって法律で決まっているみたいです。
でも、お金儲けではなく損害を取り戻すために使う分には問題ない...ような感じでした...はっきりとは分からないけど...。
■おしかけ電話
一方の受話器からもう一方の受話器へと飛び出して話が出来る電話。糸電話のような外見をしています。
■スモールライト
物体を小さくする光線を出すライト。象を手のひらに乗るくらいの大きさにしていました。
■ゆうびんロケット
空を飛んで目的地まで荷物を運ぶロケット。郵便ポストのような形をしていて、郵便物を本体の中に収納するようになっています。
★ドラえもん 第5巻 : 目次
- のろのろ、じたばた
- 重力ペンキ
- 地球製造法
- かがみの中ののび太
- わすれとんかち
- ばっ金箱
- ドラえもんだらけ
- 四次元サイクリング
- 地底の国探検
- ひらりマント
- バッジを作ろう
- うちのプールは太平洋
- つづきスプレー
- うつつまくら
- 黒おびののび太
- 宝くじ大当たり
- おしかけ電話
- ぞうとおじさん